家のコンセントを使ってLANを繋ぐ事が出来るのをご存知でしょうか?
僕は最近まで知りませんでして…(,,-_-)
我が家は鉄骨?鉄筋?鉄壁?な一戸建てなんですが、どうしても、無線LANの親機がある場所から普段過ごしてる部屋まで電波が届きにくく、かなりストレスのある日々を過ごしておりました。
今や iPhone や iPad mini を扱うにも WiFi 電波が必須ですもんね…。
無線LANの親機を何度『ハイパワー』なるものに変えても改善されず…。
なんかいい方法はないのかよと、ずっと模索してたんですが、こんないいものがあるなんてと今は驚きが隠せない状況であります。
しかもめちゃ簡単に…。
だって、コンセントを使ってLAN構築が出来るんですよ…これで。
▼ BL-PA510KT
今回購入してみたのは、上記のパナソニックの製品。
やるなぁ、Panasonic。(○´―`)ゞ。o ○
詳しくはこのページにも。
◎ コンセントLAN(PLC)とは?
上記の Panasonic のページから引用すると、これは PLC(電力線通信) とか、コンセントLAN というらしい。
要は、コンセントを使って家中に LAN を配線する仕組みです。そのまんまだけど…。
LANケーブルの代わりに、電源コードを使うということです。
だって、電源コンセントだったら家中にあるでしょう?
既に家中に張り巡らされてる電気線網がインターネット通信に使えるのならそんな便利なものはありません。 (`_´)ゞ
これを使えば、上記の図のように、無線LANの電波が届きにくかった場所にもLANを繋ぐことができるし、家中にLANケーブルを這わせなくてよいので、かなり家の中がスッキリします。
昨今、家電が増えすぎて家の中はケーブルだらけになりがちですしね…(,,-_-)
◎ 使い方
使い方はというか繋ぎ方は本当に簡単 ♬
ただ、コンセントに繋ぐだけです。
一方はLANのルーターに繋ぐだけ。それをコンセントに挿す。
もう一方は、離れた部屋のコンセントに挿して、それを使いたいPCなどに繋ぐだけです。
面倒な設定がまったく不要なのが驚き…(゚o゚;;
◎ 製品概要
と、いうことで、今回購入したセットはこんな感じ。
本体二個とノイズフィルター付き電源コード二本。それとLANケーブル二本。
▼ MASTER と TERMINAL の切り替えスイッチ。
LANルーターに繋げる方がマスター。いわゆる親機。
別の部屋のコンセントに繋げる方がターミナル。いわゆる子機。
これらをコンセントに挿すだけでいい。
▼ そして、このセットはノイズフィルターも付属しているのがさらに嬉しいところ。
この、コンセントLANというのはノイズに弱いそうです。
ノイズの発生しやすいものは例えば下記のようなものらしい。
充電器(携帯電話の充電器を含む)、ACアダプター(モデム、ルーター、ノートパソコンなど)、調光機能付き照明機器、タッチランプ、インバータ機器、掃除機、ヘアードライヤー、ジューサーミキサー、電気ドリルなど
まぁ、コンセントを使うからだいたい予想つきそうなものばかりです。
これらは直接同じ電源からはとらないにしても、少しでも安定した通信を確保するために、ノイズフィルターが付いていると安心であります。
▼ で、きちんと通信ができているかどうかは本体のランプでも確認できます。
バッチリ! (`_´)ゞ
◎ 子機の先は無線LANルーターでもいけるのか?
ひとつ疑問だったのが、この製品のHPや取り扱い説明書には、子機の先にまた無線LANルーターを繋ぐことができるのかどうかについては書かれていない事でした。
公式には推奨されてないのか?(・_・;
まぁ、でも、子機を繋いだコンセントの部屋でもLANケーブル配線できないシチュエーションだってあり得るから、できればまたその先に無線LANルーターを繋げる事が出来ればベストです。
…ということで、実験してみました。
とりあえず、余っていた無線LANルーターを繋げてみたところ…。
…繋がった! (*≧∇≦)ノノ☆
いいじゃんこれ最高!
◎ 使用前・使用後
実際どういう感じに変化があったかというと…。
いつもいる部屋の同じ場所での観測。
▼ ビフォー
WiFi アンテナ:1本(苦痛…(,,-_-) )
ダウンロード:2.03Mbps
アップロード:0.45Mbps
▼ アフター
WiFiアンテナ:3本(バリ3!(」°ロ°)」Wow)
ダウンロード:9.23Mbps
アップロード:15.66Mbps
すごい違い…(゚o゚;;
こんなに簡単に快適になるなら、もっと早くこの コンセントLAN にしておけばよかったなと思った今日この頃なのでした。
ということで、この電源コードを使った LAN構築の仕組み、コンセントLAN(PLC)はなかなかオススメです。
※ ただ、ウチでは大成功しましたが、分電盤の仕組みなんかで全然うまくいかないこともあるようなので、導入する時はご注意下さいね。
▼ 今回はこれを使いました
ということで、コンセントLAN(PLC)のレビューなのでした。
それではまた。(○´―`)ゞ。o ○