サーバー移行を手動でする方法。自分でWordPressのお引越し!

ブログの改造あれこれ
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先日も書きましたが、今回、サーバーを wpX Speed から ConoHa WING に移転してみました。

念のため、移行の手順をまとめておこうと思います。

といっても、今どき各サーバーには「かんたん移行」的なオプションがあるので、それで移行できる場合はそれでするのが一番手っ取り早いと思います。

ただ、画像が多かったり、データ量が大きいと「かんたん移行」では移行できない場合が多く、例にもれず当ブログもそれでは無理でした……

あとは、選択肢としては「移行プラグインを使う方法」「有料サービスを使って移行してもらう方法」「手動で移行する方法」などがあると思いますが……

今回は、「手動で移行する方法」のまとめです!

だって、移行プラグインも試してみたけど、データ量が大きすぎて無理だったから……(๑•﹏•)

ということで、手動で移行するのは下記の手順です!そんなに難しい話ではありません(たぶん)

移行の手順

  1. 元サーバーにあるファイルをFTPクライアントソフトでダウンロードする
  2. 元サーバーphpMyAdminでデータベースをエクスポートする
  3. 新サーバーにファイルをFTPクライアントソフトでアップロードする
  4. 新サーバーphpMyAdminでデータベースをインポートする
  5. wp-config.phpを書き換える
  6. ネームサーバーを書き換える

以上です!こう書くと意外と簡単でしょう?(*”▽”)

それでは、それぞれ詳細の手順をまとめていきます。

1. 元サーバーにあるファイルをFTPクライアントソフトでダウンロードする

今回は Windows でサーバー移転を試みたのですが、使ったクライアントソフトはこちらのFileZilla!(Mac版もあるよ!)

FileZilla プロジェクト日本語トップページ - OSDN
FileZillaの日本語情報サイトです。FileZillaは、多くの機能と使いやすいインターフェイスを特徴とするクロスプラットフォームなFTP、FTPS、SFTPのクライアント(FileZilla ...

これが使いやすかったのでおススメです。

起動すると、上部にこういう部分があると思うので、元サーバーFTPの ホスト名ユーザー名パスワードを入力してクイック接続をクリックすると繋がります。

FTPのホスト名などは、元サーバーの管理画面にログインすれば「FTPアカウント設定」等の項目の部分に載っているはずです。

接続が完了するとこんな画面になります。

左側が「自分のPC」の中を参照していて、右側が「元サーバー」の中を参照しています。

やることは簡単。

  1. 左側の「自分のPC」に保存用のフォルダを作っておく
  2. 右側の「元サーバー」のファイルを、全部「自分のPC」の保存用フォルダにダウンロード

左側は保存用フォルダを選択しておき、右側は全部のファイルを選択し、右クリック→ダウンロードをするだけです。

データ量によってはかなり時間がかかるかもしれません。

参考

このFileZillaはスピード調整ができます。

編集→設定→転送 をクリックします。

ここの「最大同時転送数」が最初は「2」になっていると思います。

数字が多ければ多いほど速くなるのですが(自分の場合は「10」では転送されないデータなどあったため)「5」でやってみたら上手くいきました。

これで、元サーバーからのファイルのダウンロードは完了です!

2. 元サーバーのphpMyAdminでデータベースをエクスポートする

次に、元サーバーの管理画面にログインし、phpMyAdminに入ります。

そして、左側の赤丸で囲んだデータベース名のところを選択後、エクスポートをクリックし、「詳細」を選びます。

あとはほとんどデフォルトの設定で大丈夫なのですが、自分の場合は圧縮形式は「gzip」にしないと失敗したのと、下の赤丸で囲んだ「DROP TABLE / VIEW~」を選択しておいたほうがいいかもしれません。

あとは「実行」するだけです。

データベースのエクスポートは比較的速いかも?

以上で元サーバーでの作業は終わりです。

3. 新サーバーにファイルをFTPクライアントソフトでアップロードする

次に新サーバーでの作業です。

基本的にはこれまでの反対の事をやっていきます。

FTPクライアントソフトで今度は新サーバーの情報でログインします。

先ほどと同様に、左側が「自分のPC」で、右側は「新サーバー」の中を参照しています。

なので、今度は逆に「自分のPC」から「新サーバー」にファイルをアップロードします。

右側は、アップロードすべき場所を選択しておいてください。

注意

ConoHa WING の場合、「public_html」の中に、新たに設定したドメイン名のフォルダがあるなずなので、それを選択してください。

左側の「自分のPC」の保存用フォルダに保存したファイルを全部選択し、右クリック→アップロードします。

ここでまたけっこう時間がかかるので気長に待ちましょう。

これで、FTPクライアントソフトでの操作は終わりです。

4. 新サーバーのphpMyAdminでデータベースをインポートする

次に、新サーバーの管理画面にログインし、phpMyAdminに入ります。

ここは簡単で、左の「自分のデータベース名」を選択し、「インポート」をクリックした後、先ほどエクスポートしたデータをインポートします。

以上で、phpMyAdminでの作業は終わりです。

5. wp-config.phpを書き換える

次に、新サーバー側の「wp-config.php」を書き換える必要があります。

新サーバーの中にある「wp-config.php」を開くと下記のような項目があると思います。

上記の赤い部分を新サーバーの情報に書き換えます。

参考

ConoHa WING の場合、ConoHaの管理画面からファイルマネージャーを選び、「wp-config.php」を右クリック→ファイル編集で直接書き換えることができるので便利です。

6. ネームサーバーを書き換える

最後にネームサーバーを書き換えて終了です。

ドメインを契約している先の管理画面にログインし、新サーバーのDNS情報に書き換えます。

参考

ConoHa WING の場合だと下記の通りです。

ns-a1.conoha.io
ns-a2.conoha.io
ns-a3.conoha.io

ネームサーバーの浸透は時間かかると思うので、数日単位でじっくりと待ちましょう。

自分の場合は40時間くらいでだいたい浸透したような気がします。(それまでは新サーバーに繋がったり旧サーバーに繋がったりします)

以上で、手動でのサーバー移行完了です!

お疲れさまでした!(*”▽”)

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参考

ConoHa WING では、ネームサーバーを書き換える前に「動作確認URL」で動作チェックもできます。

ただ、自分の場合はここでどうしてもつまづいてしまったポイントがあるので、念のため記録を残しておきます。同じように困っている人もいるかもしれないのでご参考まで。

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